誰にでも簡単につくれるキソトレツール・ミラー編
基礎テクニック講習会の横須賀会場(GO RIDE)にミラーを設置していただきました。他のスタジオ的スポーツでは当たり前のツールかとは思いますが、自転車の場合は通常がアウトドア会場で設置が難しくインドア会場ならではのツールになります。
ミラーで自分の姿を客観視すると驚くほど多くの発見が確認できます。普段、いかにイメージの中だけで処理してしまっているか、ということにも気づけると思います。イメージの中の自分と実際の自分にギャップが生じていることを思い知らされますので、スキルアップトレーニングにはミラーの役割が大きいと実感できると思います。
自分を客観視する方法は、このミラーの方法とビデオに録画して動画で確認する方法がありますが、ミラーの方がリアルタイムで確認ができる点が大きな違いです。ミラーを見ながらその場で修正ができるのでスキルアップトレーニングが効率的になると思います。
また、「出来ない動作」での発見と共に、すでに「出来ている動作」での発見も確認できることになります。「自分がなぜその動作が出来てしまっているのか」という理解は、改めて学習しないとなかなか理解できないものです。「カラダでは知っているがアタマでは知らない」状態です。客観視することで自分の動作を目視からの情報として理解を深めることができます。その理解は次の一手に繋がっていくので、そこそこ「自分は乗れている」と思っている人ほどミラーで確認すると、見直し的スキルアップが期待できるかと思います。
今回のミラーは、いろいろ物色した中でコストパフォーマンスが高かった製品だそうです。パーソナルなキソトレツールの一つとしてオススメ。